ラオスの安宿にて

こんにちは!
月曜日のブログ担当のスズキです。

唐突ですが、10年前、学生時代に初めて旅行で訪れた東南アジアのゆるい空気にはまり、とりわけ、ラオスという国の、のんびりした雰囲気に魅了されていました。

そして、2年前に久しぶりに4度目のラオス旅行の機会があり、
ヴァンヴィエンという田舎町に3日ほど滞在しました。

石灰岩の岩山、緩やかに流れる川、平和な人々。
風光明美なこの土地では、東南アジア各地を旅したバックパッカーが、長逗留をしていきます。


(↑昼のヴァンヴィエンの風景)


(↑夜のヴァンヴィエンの風景)

そんなヴァンヴィエン。
ここに限ったことではないのですが、安宿の造りが面白いです。

泊まっていた宿は、1階が食堂で、
ゴザとクッションが置かれた高床式の席でくつろげます。

2階が個室。
1泊300円~400円くらいで、トイレ&ホットシャワー付き。

基本、あちこちに出掛けて行くアクティブなひとよりも、
ぼけーっと過ごす宿泊者が多く、
食堂でのんびりと遅めの朝食を食べたり、昼寝をしたりしてると、
何となく顔なじみの宿泊者と、同じ家をシェアしてるかのような連帯感が生まれてきます。
他人でありながら、共有するものがある、程よい距離感。




(↑宿で出会ったひとびと)

単身者の多い首都圏では、シェアハウスという暮らし方がこの数年で少しずつ一般化してきていますが、
東南アジアの安宿の造りも似たようなところがあるのかなと思いました。

ちなみに一人暮らしの自分としては、
集合住宅の1階に、このラオスの宿みたいな食堂があったら便利だなーと思ってしまいます。

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