2015年9月24日木曜日

中国湖南省の古い町「鳳凰古城」に行ってきました。

こんにちは!編集部の鈴木です。
9月19日(土)~23日(水)の5日間、中国湖南省の西部の町、鳳凰古城(Fenghuang Gucheng)に行ってきました。

「…どこそこ?」と思われる方が多いと思いますが、中国内陸部の湖南省に位置する古い街で、明清時代の街並みが残っています。「中国一美しい古城」と称されたりもするそうです。
また、このエリアに暮らすのは、苗(ミャオ)族や土家(トゥチャ)族などの少数民族が大多数。
建築だけでなく衣服や工芸品などにも独特の文化が見られます。
中国人にとってはとても有名な観光名所となっているようですが、外国人旅行者がまだまだ少ない場所でもあります。

そんな鳳凰古城。日本語の情報が少なく、あまり詳しい情報を持たないまま、Googleの画像検索で出てくる美しい風景写真に衝撃を受けて夫婦で行ってきました。

と言うわけで、僕自身がたいした解説ができるわけでもないため、写真を中心に簡単な旅行レポートと致します。


まず見て頂きたいのがこちらの写真。
町の中心を流れる陀江河の両岸に、壁のように建物が連なる風景が見られます。
旅行前にスマートフォンでGoogle画像検索で出てくる写真を見ながらゾクゾクしていましたが、実際にこの景色を前にして鳥肌が立ちました…。

別の場所からはこのように見えます。
川沿いにびっしりと立ち並ぶ建物は、2階より上が宿になっているものが多く、そこに宿泊する旅行者が風景の一部になっているんですね。
旅人が景色を見に来るだけでなく、旅人が景色をつくり出す。これもまた鳳凰古城の面白さです。

川沿いのカフェからの景色も素晴らしかったです。
街歩きも楽しいですが、カフェの窓辺の席からゆっくりと行き交う小舟を見ているスローな時間もとても良かったです。

別のカフェを通りからのぞくとこんな風に見えます。
暗い店内越しに広がる川辺の景色…。
気がつけば同じお店の前を通るたびにシャッターを切っていました。
同じお店は夜になるとこんなふうに見えます。(こちらはちょっと広角で)

そのお隣のカフェもいい雰囲気でした。

ちなみに窓はシングルガラス。冬は寒いかもしれませんね。

このカフェから路地を見るとこんな感じになっています。
ガラスを隔てた目の前が路地!
このカフェで左を見れば川沿いの開放的な景色。
右側を見れば猥雑とした賑やかな路地。
まったく別々の旅情を楽しめるカフェです。
川を見ていても、通りを行き交う旅行者や売り子を見ていても飽きることがありません。

こちらの写真がこのカフェの外の路地です。
この狭さと程よい暗さが何とも心地よいです。まるで迷路のように路地が旧市街に広がっています。(実際、迷子になりかけました…)
インドのバラナシや、クロアチアのドブロブニクなどの世界の有名な旧市街にも通じるものがありました。

路地には名産品を売るお店や食堂、カフェやバーなどがあります。
ちなみにバーは中国語で「酒吧」と書きます。

お土産屋の前に猫がいたり、

苗族のおばあさんが刺繍をしながら手芸品を売っていたり、

この地方の特産品のキウイなどのフルーツを道で売っていたり、
道がただの移動のためではない、人が交流する場として機能しているのも面白いですね。


川沿いには城壁が残る場所もあります。歴史を感じさせるレンガ造りの壁が味わい深いです。

僕たちが事前に「Booking.com」で予約していたのは、川から少し離れた小高い斜面に建つ宿。

川沿いの賑わいを間近では感じられませんが、旧市街を見渡せる景色が素晴らしかったです。
朝目覚めたときの、モヤがかかった鳳凰古城がきれいでした。(電線がちょっと邪魔でしたが…)

こちらは旧市街の名所となっている屋敷の建具。非常に手の込んだ装飾が見られます。
明清時代の職人魂が感じられますね…。

夜になると鳳凰古城はまた別の趣を感じさせます。
提灯に明かりが灯り、石造りの町を穏やかに、そして幻想的に照らし出します。
 

町には観光客向けのお店だけではなく、地元の人が日常的に使うカゴ製品を扱う専門店もありました。

そして、夜最も印象的だったのがこの川沿いの夜景です。
見る人によっては品がないと思うかもしれませんが(…行く前は僕自身がそう思っていました)、実際ものすごい迫力でした。
巨大な花火大会を見ているときのような感動が味わえました! 

昼間訪れたカフェもこんな雰囲気になっていました。
吊脚楼と呼ばれる川辺の建物は、川の上へとせり出した部分が木の柱によって支えられている独特の建築様式。
川に浸かっている木は腐らないのか?ランダムに支えているように見える柱に何か規則性はあるのか?
そもそもなぜ川にせり出そうとしたのか?
さまざまな疑問は今度時間があるときに調べてみたいと思います。 

さらに旧市街を歩いて行くと、大きな広場でたくさんの人が集まって体操をしていました。
ライトアップされた建築物の前でエアロビクスのように体操をする人々!
(結構簡単なので、僕らも後ろで混じって体操をしてきました)
小さなスケールから大きなスケールまで、実にバリエーションに富んだ公共空間が用意されている街、鳳凰古城。
その風景の美しさだけでなく、都市としての合理性や人間味にもあふれているように感じました。

また、大陸の「城」と日本の「城」の根本的な違いは、日本の城は城壁の外側に町があるのに対して、大陸の城の城壁は町を丸ごと取り囲んでいること。
それゆえに、城壁に囲まれた内側にある町は一つの共同体としての一体感があり、公共性の高い都市空間となっています。

ただ、中国も多くの町がこのような古都が持つ合理性よりも、経済性を優先した味気ない町が多いように思います。
古ければいいという訳ではありませんが、先人が築いた資産を残して生かすことがそのエリア価値向上に繋がり、ひいては個人の暮らしの価値も引き上げてくれるのでは、と思います。

日本でも対策が急がれる空き家問題や地域の衰退化の問題。
住宅・建築・都市、さまざまな視点、さまざまなスケールから暮らしやエリアの価値について考えていく必要があると改めて思いました。

ちなみにご参考までに今回の旅行スケジュールと費用を記載しておきます。

■スケジュール
1日目:新潟→(飛行機)→上海→(飛行機)→張家界。★張家界に宿泊。
2日目:張家界→(バス)→鳳凰古城。★鳳凰古城に宿泊。
3日目:鳳凰古城に滞在。★鳳凰古城に宿泊。
4日目:鳳凰古城→(バス)→張家界→(飛行機)→上海。★上海に宿泊。
5日目:上海→(飛行機)→新潟

■費用合計 約119,330円
(内訳)
 国際線往復 47,090円
 中国国内線往復 37,240円
 現地滞在費 約35,000円

鳳凰古城を地図で見ると中国の辺境に見えますが、新潟からでも5日間あれば行けてしまいます。
12万円の旅費が高いか安いかは人それぞれですが、中国の旧市街や建築・都市に興味がある方には特別な経験になりそうです!

また、中国の大手検索サイト「百度」のストリートビューで、鳳凰の町を散策するように眺めることができます。
http://goo.gl/9NY5o7

以上、中国湖南省鳳凰古城のレポートでした!
また5日以上の休みがあれば、どこかの旧市街に出かけてみたいです。

ハウジングこまち編集部 鈴木亮平

2015年9月16日水曜日

群馬県前橋市のシェアハウスを見学してきました。

こんにちは!編集部の鈴木です。
先週末、友人の結婚式で長野県へ行く途中、群馬県の前橋市に立ち寄りました。

高崎は何度も行ったことがあるのですが、前橋は初めての訪問。
そんな前橋の中心商店街にある「弁天商店街」を歩いていると、ノスタルジックな通りの中に、新しいお店が点在しているのが見られました。
 ↑レトロな雰囲気の弁天通り商店街
↑商店街の一角にあるBenten Share House

その中に、かつて洋品店だった建物をリノベーションしたシェアハウスがあり、現在入居者募集中ということで見学をさせて頂きました。
こちらは商店街の中にある4階建てのビルで、運営をしているのは群馬県でインテリアショップを展開する有限会社スタイルさん。

1階はスタイルさんのアンテナショップで、古材や鉄などを使ったラフな雰囲気の空間です。
家具や雑貨、小物などのほかに、「東京R不動産」や「d design travel」など、この場の価値観に合う本が並んでいるのも特徴的でした。
2階はオープンスペース・ギャラリーとなっており、約35平米のスペースは1時間1,000円・3時間2,800円・1日6,000円でレンタルすることができます。
↑2階上の踊り場で下足する。

そして、さらに階段を上がった3階・4階がシェアハウスとなっています。
3階は7.34平米~10.46平米の小さな個室が4つありますが、デスクとベッドがあるだけの部屋が扇形に連なっています。
↑扇形に小さな個室が並ぶ。
↑なるべく多くの部屋で採光が取れるように、細長いつくりになっている。

その上の4階が共同のLDK。3階の個室は小さめですが、その分こちらはゆったりとくつろげる開放的な空間です。
↑窓からモールの屋根が眺められるというのも、商業ビルならでは。

家賃は2.5~2.9万円+管理費(水道光熱費込)1.0万円。
大学生向けということで計画されたシェアハウスだそうですが、広いLDKが付いて水道光熱費込みで3.5~3.9万円ですので、とてもリーズナブルな家賃ですね。
前橋の商店街にあるレトロなビルに暮らす…。
これはなかなか経験できることではありませんので、かなりの掘り出し物物件と言えそうです。

ちなみにこちらのビル、屋上もあるんです。
夏はテーブルやイスを持ち出して、屋上パーティーっていうのも楽しそうですね!

ご案内してくださった有限会社スタイルの外山さんによると、前橋市の中心部にはほかにもシェアハウスやシェアオフィスが点在しているとか。
古い街に溶け込みながら、新しく人が集まる場が増えている前橋。
これからも注目したいです!
↑近くにはおしゃれなコーヒーショップも。
↑facebook上のさまざまな同好会が使う部室「前橋●●部」

取材協力:有限会社スタイル
参考HP:Benten Share House

(ハウジングこまち編集部 鈴木亮平)

2015年9月11日金曜日

トーヨーキッチンスタイルの新商品「MEGA KITCHEN」が、9月12日(土)トーヨーキッチンスタイル新潟ショールームに登場!!

高級キッチンメーカーとして知られるトーヨーキッチンスタイルですが、新しく最大全長6,490mmもある巨大キッチン「MEGA KITCHEN」シリーズが発売されました。
トーヨーキッチンスタイル新潟ショールームで9月12日(土)に展示スタートする「MEGA KITCHEN」を、一足早く見学をさせて頂きました。

一般的な住宅やマンションのキッチンでは全長2,550mmのものが多く見られますが、この「MEGA KITCHEN」の最大サイズは、その約2.5倍!
しかも、幅は1,460mmもあります。一般的な壁付けキッチンの幅が650mm程度なので、ここも約2倍。

規格外のサイズ感ですが、その理由は、トーヨーキッチンスタイルが、そもそも一般的なキッチンとは異なるコンセプトを持っているからなんです。
かつては、リビングやダイニングが暮らしの中心で、キッチンは調理という機能が重視されるサブ的な場所と位置付けられていたかと思います。

しかし、トーヨーキッチンスタイルが提唱するコンセプトは、ずばり「キッチンに住む」。
それゆえにキッチンをただ料理をするための「機能」と捉えずに、日常にワクワクする体験をもたらすような場所として、暮らしを提案しています。

今回登場した「MEGA KITCHEN」は、そのコンセプトをさらに深く追究したシリーズと言えそうです。

MEGA KITCHENは、キッチンが持つ「料理をする」「家族が集う」「友人を招く」という役割に加え、子どもがキッチンで勉強をしたり、ご主人がキッチンでワインを傾けながらくつろいだり、さらに家族や友人が集うパーティーが開けたり…と、多くの人が集まり、さまざまな体験が生まれる可能性にあふれています。

それに、ご主人の書斎のデスクも、子どもの勉強机も、奥様の家事スペースも、キッチンという場所に集約されると、実はとてもシンプルなライフスタイルが実現できるかもしれませんね!

では、「MEGA KITCHEN」の特長を見ていきましょう。

1つ目は天然石を使った重厚な質感です。
念のため言い直すと、「天然石風」ではありません。天然石です。
薄くピーリングした天然石が表面に貼り付けられており、石のざらりとした質感や、一つ一つ異なるムラまでが現れています。
写真では伝わりませんね…!是非ショールームで見て触って頂くと感動が味わえると思います。

2つ目は360度回転する水栓。
IHとシンクの間に設置された水栓は360度自在に動くため、例えば鍋に水を足したいときなど、IHの上に置いたまま水が足せるんですね。
非常に機能的でありながら、シンプルで洗練されています。
カタチが数字の7に似ていることから「SEVEN」という名前が付けられています。

3つ目はクリスタルのような透明な脚。
その透明さゆえに、キッチンが宙に浮いているかのように見えます。この脚にはオプションで照明を入れることができ、夜にキッチンだけが浮かび上がるような幻想的な空間ができるそうですよ。
「キッチンってこういうもの。」という既成概念を打ち壊し、新しい価値を提供するトーヨーキッチンスタイル。想像を超えたサイズのキッチンが、これまで考えつかなかった新しいライフスタイルを生み出してくれそうですね!
 ↑新潟ショールームに置かれたMEGA KITCHENは全長約3.6mのもの。
↑キッチン上部には相性のいい照明が。

さらに、トーヨーキッチンスタイルで扱っているのはキッチンにとどまらず、ソファやテーブル、照明やミラー、洗面台など多岐にわたります。

ヨーロッパ製の洗練されたデザインのプロダクトを厳選しており、暮らしをトータルで提案してくれるセレクトショップのようでもあります。
家を建てた後、家具を購入するためにリピーターになるお客さんが多いというのも納得です。
これから家づくりを考えている方は、まずトーヨーキッチンスタイルのショールームを訪問することで、これまで抱いていたキッチンのイメージが大きく変わるかもしれません。

取材協力:トーヨーキッチンスタイル新潟ショールーム
参考HP:MEGA KITCHEN
(ハウジングこまち編集部 鈴木亮平)