ナチュラル×シンプルモダンに個性を添えた住まいを見学!

こんにちは!編集部の小林です。
しばらくぶりの更新となってしまいました…。
すっかり秋が近づいてきましたね!

先月8月25日に発刊となりましたハウジングこまち別冊「新潟で建てた家 142軒」、
みなさまお手にとっていただけましたでしょうか?
3年ぶりの発刊となった「新潟で建てた家」は、
ハウジングこまちでこれまで取材してきたお宅拝見の実例をまとめた特別編集版。
「こんなおうちを造りたい!」「このインテリア素敵!」など、
家づくりを考えているみなさまの理想と出会える一冊です。
付箋をはって、マーカーでラインを引いて…ぜひたくさん読み込んでくださいね!

さて、先月の初めに、素敵なお宅の見学会にお邪魔してきました。
今日はそのご紹介をさせていただきます。
今回お邪魔したのは、新潟市東区に事務所を構える石澤建築設計さんの完成見学会。
石澤建築設計は、ナチュラル×シンプルモダンのデザインと、機能性の高さも兼ね備えた家づくりを得意とするビルダーです。
お恥ずかしながら、石澤建築設計さんのお宅を拝見するのは今回が初めて。
お邪魔した住まいは「Toiroの暮らし」と名付けられていました。惹かれる響き…どんな住まいなのでしょうか、早速みていきましょう!


家の顔ともなるリビングは、一面グレーのクロスを貼り落ち着いた印象。
大きな掃き出し窓を配し、コンパクトながら開放感を感じさせます。


テレビ下の台や棚板はすべて造り付け。テレビを置く位置も全て考えて設計されているので、無駄がありません。美しい。

左側には、4.5畳の和室を用意。
小さなお子様のいるご家族にはとっても重宝するスペースです。
天井部はダウンライトですっきりと。こちらも無駄のない設計です。



グレーのクロスを貼ったリビングに対して、向かいのキッチンの壁にはグリーンの壁紙を採用。
ポップな印象を与えつつも、落ち着いた色味なのでうるささはありません。
リビングから見るとこんな感じ。


キッチン前面、カウンター部分には木を使いアクセントに。
カウンター横の収納スペースにはグレーのクロスを採用し、リビングスペースとの統一感を出しています。


キッチン横はそのまま洗面脱衣室に繋がり、水回りの家事を直線上で完結できる設計です。
シンプルな洗面脱衣室には、使い勝手を考慮して可動式の棚を設けています。

さて、リビング横の階段を上り、2階に行くと…


2階ホール兼、洗濯物を干すサンルームがお目見え。こちらの壁紙もステキ!
サンルーム部分には腰ほどの高さの造作棚を設け、洗濯物をたたむのもここで完結できます。
ランドリーバスケットを床に置いて、いちいち腰をかがめて洗濯物を取り出すのが面倒…
造作棚がそんな悩みも解決してくれます。


ホール兼サンルームから、各部屋に繋がる廊下があります。
廊下の奥にエアコンを1台配すことで、サンルームにまで風を届ける設計です。



サンルーム横のトイレも覗くと、やっぱりステキな壁紙が…。
一面だけアクセントクロスを採用することで個性を演出。全面に貼るとうるさくなってしまうデザインも、一面なら費用も抑えつつおしゃれな印象に仕上がりますよ。

場所によって壁紙を変えたり木を用いたりと、異なるデザインや素材を合わせた「Toiroの暮らし」。
一見喧嘩をしてしまいそうな印象ですが、住まい全体に統一感を感じました。
その理由は、クロスの色味や柄は異なっても、全体のトーンに統一性を持たせているからかもしれません。
さらに、クロスや木を引き立たせるため、床は木目、壁や天井は白で統一。
シンプルだからこそ、より「Toiro」が生きる住まいになっていました。

ポップで個性的な住まいが理想!という方は、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。


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