←第2話マルディンへ
→第4話マラテヤ-カッパドキアへ
★
7月29日(火)
お昼にマルディンを出発し、ディヤルバクルまで1時間。その後バスを乗り換えて、マラテヤまで4時間30分。込み合う賑やかなバスは、トルコ南東部の荒野をひた走ります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRBbwW7ZW8CSg2TLhBZ-FMLDmjbJtgA9OKkthWDxoCZ8bFgc1ms-K0lEWg__oN9EW3rPNPQ-hYhRpBWJgX87jz99RF-lRaT5O7tqFcgh-hGK5SsQEGuJAmGO2YRMq5txIKR8Ump9sR2Nna/s1600/Turkey_map%E2%91%A1.jpg)
日没前にマラテヤに到着。
近くにあったロカンタ(食堂)で晩御飯を食べました。
トルコ定番の「羊飼いのサラダ」。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcZJ_jGtf-Nl2VtxK8hCE2nrlsxukDWPSQ4WfiK9l310MeQNgz4BP5qvh-ePk2u4pjQ0X4tefUkZ0ydH4SoBzBcsrU5f8und7vO-oJ9jjkpjQ2PfXEu7bF0x574P3snQxfTKdsgectwGM0/s1600/DSC_0583.JPG)
トマト、キュウリ、ピーマン、パセリをきざみ、レモン汁をかけ、オリーブオイルと塩・コショウで味付けをするという簡単なサラダで、さっぱりしていて美味しいので、最近家でも作って食べています。
白いものはヨーグルト。
こちらはシシケバブ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiuZD0clI1CvuOjzcTjlvDkHZtOq-JuMYWynieeCoJvoQt4zpSPhqzLiRf7Yn1qs7CCgvys4iOTjyfkI2-21Z3WB_9poaF1x4GhOKrp8n6yRBtjSz8OV3uuVcy9mFauu2-keJRZOTS8hKxU/s1600/DSC_0584.JPG)
下味をつけたマトンの挽肉を薄い板状の串に刺し、火にあぶった料理です。ピデという薄いピザ生地のようなパン、トマト、獅子唐辛子が付け合わせについてきます。
この日のホテルは「Double Tree by Hilton Malatya」。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGstHusPoTJn9EnAgDuu0_i7BcXWLIKmPDqwwOWwsb4RG6IRqWBzef25A7eUZ4OPaZyo4FEUJLruIdknqqCnzl1JNcQnLxjDHPUiOod4bWplNLCcMGZDVuJNnoaxOqifMgcz0keaBqijcz/s1600/DSC_0586.JPG)
2012年に完成したヒルトン系列のホテルです。
それほど旅行者にとっては強い特色がなさそうな地方都市ということで、トルコらしさよりも快適さを優先して予約したホテルでしたが、やはり設備のグレードが高くとても快適に過ごせました。
ちなみに2名1室朝食付きで約10,400円でした。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAY3uTmdul_Q4RX8rB6mGapsjJuzKFZ3klHkC9XUUl9gRQm0fsWCHMc29hUovlZRM_qVyI5IkRIWGpYCpzkGe-sVj1Ty8pV-5Vby8O0ZtVOwtl3-lG6O2voihoHclmmwGUJk1kK3Icckrj/s1600/IMG_7288.JPG)
バスタブと独立したシャワーブース。レインシャワー付き。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8qm5WIKBvTTW1_IGrk2uJSAdvdMFt5c39zUz1meoRl_PzIfqwd-Pcj_sbnYocmIVM13LysI-PxRC7w1i1I5FbCXBhgEksQNXYoqSfb3viu8Mu008g-M6MEfaJQ7A92IJthS06rYp1pKRD/s1600/IMG_7290.JPG)
13階の客室からの眺め。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0hyyrrfeJvJSPmlYXTGy_t1FTLebkJGOf1eon4yUNAVMDoDC5WvlaO9az9uR6Sf6bdKPic75DPO0wss1DCu4jkUNyU1VkqwAKUNFJ4oYOBskMR3XRl2AlAhyphenhyphenfcc6whl0Ae1BhNZGFEOvX/s1600/IMG_7295.JPG)
ワインはバスで出会った親切なクルド人の女性に日本のお土産をあげたお礼にもらいました。
マルディンのワインです。
ちなみに渡したお土産はこちら。和柄の手拭い(水引きつき)。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7wS3SioMqD2VwWbmmh0fEQ3LVafTpadhvCZvbsgSVyp8Wi4sqX0KW4nQaoHe36XT0QZAYwAiblw95UaOa98Equ8r6xTjjRUfIusNSc_Op2Q72PN3AjntQ08Wsbt9Ut2QB3QzxDDyvwK6v/s1600/DSC_0102.JPG)
★
7月30日(水)
1階のきれいなレストランで朝食。
現代的なデザインながらも、照明の装飾や天井の仕上げにはトルコの伝統を感じさせます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhN9ng4JQxHrJ6vvCxu4TFgCIcWt7_lPGlKv1Cnq_4VLu4ZerTxBPpA5h_FZdqcBYw1ApURmFTmCoiTPogU9AaPT3tDd6veNdBXJI6fibjyOs9DqfAKBCgYTsxJJXS7u2UgaCyKL-TF3jBH/s1600/IMG_7307.JPG)
ロビーもきれいです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2UCTFbpswg5YWHIzAqzF12xGG6Fg_d32H1bUg59QtVTMi_gkTHl89FK0ewH2l729QP4DwH2s8WeVAMe3pfQw3MQv_8hG50frMavUWjxsfrdrSlNf3Ch-TM0nQmvbu7SyKLrVXvC7sMgFN/s1600/IMG_7309.JPG)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQ4zqma8bCNXi8Iro10o3oPG4H4y63OdZbvu1kCNi1pYhJGnctr0ZucH7shI8AKpeRyvbXFA3NdCvwijdauYXoO5lBioQbc2H3sSWJWot1K_K-V_7T5bQUGFXT9PlNrTBwz94HbhH-_58n/s1600/DSC_0600.JPG)
まだトルコに来て3日しか経っていないというのに、いろいろな楽しい出来事を思い返し満足感に浸っていた私たちでした。
しかし、その後、私たちを待つトラブルが…。
朝レセプションに、カッパドキア行きのバスの時間をバス会社に確認してもらうと、なんと「満席で今日は取れません」という回答が…。
しかし今夜のカッパドキアのホテルはすでに予約済み…。
旅先のそれぞれのホテルでの宿泊を楽しみにしていただけに、1泊たりとも無駄にしたくないと思っていました。
それに当日キャンセルなので全額支払いになることは間違いない…。
ロビーのソファに腰掛け少し呆然としていると、レセプションのスタッフが「今日の夕方のバスが2席だけインターネットで予約できます」と、パソコンの画面を見ながら教えてくれました。
フロントに入れてもらい、予約画面に私たちの名前と私のクレジットカード情報を入力。
これで助かった…と思いきや、クレジットカードがなぜか承認されませんでした。
すると、なんとスタッフが自分の財布からカードを取り出し、それを使って決済をしてくれました。
あまりの柔軟で臨機応変な対応に、バス代と別にチップを渡そうとしましたが、彼は毅然とした態度で受け取りません。
「お客様を助けるのが私たちの仕事であり、ヒルトンホテルとしての姿勢です。私たちは旅行者に敬意を持っていますので、お金は受け取れません」
どうしても何か言葉以外で感謝を伝えたいと思った私たちは、日本から持ってきていた最後の和柄の手ぬぐいを取り出し、彼に差し出しました。
にっこりと微笑み受け取る彼。
ハイクラスのホテルに似合わない、野暮ったいやり取りをしてしまいましたが、彼の素晴らしい笑顔が私たちにとって忘れられない思い出になりそうでした。
なんとなく旅先でお世話になった人に渡そうと思って用意してきた手ぬぐいでしたが、想像以上に役立ち、これで5枚持ってきていた手ぬぐいが全てなくなりました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9TIWwbNKB5Z5kJycBc4KZ4vu4Yg4xsN-nVv5u4bukJA2tdUkoMknFwyrkCa-tRIK-iIJGJlCv2dmA0bFQaq6tQUbYi6DLBeoRz1Ll6JiMIS2q-0OT58MxUloOae_15qdOC6g1y93Zd0Pg/s1600/IMG_7313.JPG)
つづく
←第2話マルディンへ
→第4話マラテヤ-カッパドキアへ
→第4話マラテヤ-カッパドキアへ
★
7月29日(火)
お昼にマルディンを出発し、ディヤルバクルまで1時間。その後バスを乗り換えて、マラテヤまで4時間30分。込み合う賑やかなバスは、トルコ南東部の荒野をひた走ります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRBbwW7ZW8CSg2TLhBZ-FMLDmjbJtgA9OKkthWDxoCZ8bFgc1ms-K0lEWg__oN9EW3rPNPQ-hYhRpBWJgX87jz99RF-lRaT5O7tqFcgh-hGK5SsQEGuJAmGO2YRMq5txIKR8Ump9sR2Nna/s1600/Turkey_map%E2%91%A1.jpg)
近くにあったロカンタ(食堂)で晩御飯を食べました。
トルコ定番の「羊飼いのサラダ」。
トマト、キュウリ、ピーマン、パセリをきざみ、レモン汁をかけ、オリーブオイルと塩・コショウで味付けをするという簡単なサラダで、さっぱりしていて美味しいので、最近家でも作って食べています。
白いものはヨーグルト。
こちらはシシケバブ。
下味をつけたマトンの挽肉を薄い板状の串に刺し、火にあぶった料理です。ピデという薄いピザ生地のようなパン、トマト、獅子唐辛子が付け合わせについてきます。
この日のホテルは「Double Tree by Hilton Malatya」。
2012年に完成したヒルトン系列のホテルです。
それほど旅行者にとっては強い特色がなさそうな地方都市ということで、トルコらしさよりも快適さを優先して予約したホテルでしたが、やはり設備のグレードが高くとても快適に過ごせました。
ちなみに2名1室朝食付きで約10,400円でした。
バスタブと独立したシャワーブース。レインシャワー付き。
13階の客室からの眺め。
ワインはバスで出会った親切なクルド人の女性に日本のお土産をあげたお礼にもらいました。
マルディンのワインです。
ちなみに渡したお土産はこちら。和柄の手拭い(水引きつき)。
7月30日(水)
1階のきれいなレストランで朝食。
現代的なデザインながらも、照明の装飾や天井の仕上げにはトルコの伝統を感じさせます。
ロビーもきれいです。
まだトルコに来て3日しか経っていないというのに、いろいろな楽しい出来事を思い返し満足感に浸っていた私たちでした。
しかし、その後、私たちを待つトラブルが…。
朝レセプションに、カッパドキア行きのバスの時間をバス会社に確認してもらうと、なんと「満席で今日は取れません」という回答が…。
しかし今夜のカッパドキアのホテルはすでに予約済み…。
旅先のそれぞれのホテルでの宿泊を楽しみにしていただけに、1泊たりとも無駄にしたくないと思っていました。
それに当日キャンセルなので全額支払いになることは間違いない…。
ロビーのソファに腰掛け少し呆然としていると、レセプションのスタッフが「今日の夕方のバスが2席だけインターネットで予約できます」と、パソコンの画面を見ながら教えてくれました。
フロントに入れてもらい、予約画面に私たちの名前と私のクレジットカード情報を入力。
これで助かった…と思いきや、クレジットカードがなぜか承認されませんでした。
すると、なんとスタッフが自分の財布からカードを取り出し、それを使って決済をしてくれました。
あまりの柔軟で臨機応変な対応に、バス代と別にチップを渡そうとしましたが、彼は毅然とした態度で受け取りません。
「お客様を助けるのが私たちの仕事であり、ヒルトンホテルとしての姿勢です。私たちは旅行者に敬意を持っていますので、お金は受け取れません」
どうしても何か言葉以外で感謝を伝えたいと思った私たちは、日本から持ってきていた最後の和柄の手ぬぐいを取り出し、彼に差し出しました。
にっこりと微笑み受け取る彼。
ハイクラスのホテルに似合わない、野暮ったいやり取りをしてしまいましたが、彼の素晴らしい笑顔が私たちにとって忘れられない思い出になりそうでした。
なんとなく旅先でお世話になった人に渡そうと思って用意してきた手ぬぐいでしたが、想像以上に役立ち、これで5枚持ってきていた手ぬぐいが全てなくなりました。
つづく
←第2話マルディンへ
→第4話マラテヤ-カッパドキアへ
コメント
コメントを投稿