◆金沢の鈴木大拙館に行ってきました。

こんにちは!
編集部のスズキです。

土日に金沢に遊びに行ってきました。
今回は、定番のひがし茶屋街、21世紀美術館を巡り、その後『鈴木大拙館』に行ってきました。

『鈴木大拙館』って何?と思われる方が多いかと思いますが、こちらは2011年の秋にオープンした、金沢の中でも比較的新しい記念館です。

鈴木大拙さんは明治から昭和に掛けて、仏教哲学において高い功績を残した人物なのだそうで、氏の生家の近くにこの記念館が建てられています。

しかしながら、一般の人にとって馴染みが少ないテーマであるせいか、近くにある兼六園や21世紀美術館と比べると、訪れる人は少ない印象です。

そんな鈴木大拙館を訪問する多くの人は、おそらくこの建築そのものを目当てに来ていると思われます。
一見してデザインや建築が好きそうな人たちが、外から隠された「水鏡の庭」を歩き回りながら写真を撮って歩いているのが見られます。

この建築は、建築家・谷口吉生さんによる設計。
谷口吉生さんと言えば、土門拳記念館(酒田市)や葛西臨海水族園(東京都)、ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)などの作品で知られています。

コンクリートの直線が大胆に空間を区切り、風景を分割し、風景を切り取り、シンプルな要素で詩的な場をつくり出す…。そんな特徴があるように思います。
それが、それほど大きい建築ではないにも関わらず、実現されていることに驚かされます。

『鈴木大拙館』を訪れる多くの人は、その独特の空間体験をじっくりと味わうために、回廊を行ったり来たりしながら、静かな景色を楽しみます。

このような建築がさりげなくあるのも、高い文化力を誇る金沢ならではですね!
また、秋頃にも行って違う空気や雰囲気を感じてみたいです。


平面図


鈴木大拙館エントランス


鈴木大拙館正面外観


受付より内部回廊を眺める




展示空間から出て、外部回廊を眺める


水鏡の庭越しに眺める思索空間


思索空間内部



同じ時間に訪れていた方が撮ったインスタグラムの写真に私が写ってましたw


★ ★ ★

そして翌日は金沢在住の友人に能登半島の輪島に連れて行ってもらいました!
日本海沿いの斜面に棚田が続く有名な千枚田です。まさに絶景!!
ここも秋や冬、春にも来てみたいです!!


(スズキ)

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