◆無垢材の取材に行ってきました。

こんにちは!
編集部の鈴木です。

次号の『ハウジングこまち』(2014/12/25発売予定)の取材で、無垢材の専門店「無垢材ショップソリッド」さんに床材の話をうかがいに行ってきました。

江南区の田園地帯に立つこちらの建物は、巨大な倉庫付きの設計事務所&無垢材ショップなのです。2階は設計室、1階左側はショールーム&オフィス、1階右側は大きな倉庫になっています。



 

今回の企画では、さまざまな床材のメリット&デメリットを分かりやすく解説する予定ですが、無垢材に関しては、樹種により質感も特徴も大きく異なるので、全12種類をピックアップしてそれぞれの特徴の違いを説明していきます。

まずは打ち合わせテーブルに着席。
さすが無垢材の専門店です。もちろんテーブルも無垢材!
ブラックウォールナットの一枚板です。


担当の田村さんに床材をご用意して頂き、その触り心地や色合い、硬さや重さを実感しながら撮影をさせて頂きました。

ショールームに並ぶさまざまな無垢フローリング。




その一部をご紹介します。

「チーク」

非常に重厚感のある木材で、古くから船の甲板に使われるなど、優れた耐久性があります。
たしかに持ち上げてみると重く硬かったです!そしてお値段も高めです。

「ブラックウォールナット」
人気のブラックウォールナット。これは無塗装のものなので、よく家具などで見る「ブラックウォールナット」とは色味が異なりますが、これが元の色味なのだそうです。
ちなみに「ウォールナット」という場合は明るく白っぽい色合いの樹種を言います。
世間的には「ブラックウォールナット」が「ウォールナット」と呼ばれ、混同されているのだそうですよ。

「カリン」
こちらも、硬い樹種です。
よく果実酒などに使われる黄色い果実がなる樹木と混同されますが、それとは全く異なる樹種になります!
(私も勘違いしていました…。樹木の世界は奥が深いですね…)

「カバザクラ」
英語では「バーチ」と呼ばれますが、厳密にはバーチには「カバ」と「カバザクラ」があります。
こちらはピンク色がかっているカバザクラ。カバはもう少し白味があります。
とても爽やかな印象を与えてくれる優しい素材ですね。

「スギ」
おなじみのスギです。
節のあるなしや、木目で価格が大きく変わります。
柔らかい感触と独特の香り、リーズナブルな価格が人気の樹種ですが、傷が付きやすいという欠点もあります。
傷がついたっていいじゃないか!と思える人向きですね。

「無垢材ショップソリッド」さんは、基本的には建築会社などのプロ向けのショップですが、時々一般の方もいらっしゃるとか。

「やはり無垢材を選ぶ方は、すごく素材にこだわりのある方ですよね。住宅会社さんとの打ち合わせでは見られない大きなサイズの無垢材を用意しているので、ここで見て床材選びをされる方がいらっしゃいますよ」(田村さん)

「それから、テーブルの天板を探しに来られるお客さんもいらっしゃいます」(田村さん)

なんと、倉庫内には長さ2メートルを超す大きなテーブル用の板が何枚も鎮座しています!
(気になるお値段はお問い合わせを!)


こちらが仕上げる前の木材。なんと長さが8メートルもあるそうですよ。
倉庫の入り口が大きいわけですね!

 「餅は餅屋」と言いますが、「無垢材は無垢材屋」ですね!
とても面白く、勉強になりました。
やはり実際に見て触れてみないと無垢のリアルな質感は分かりません。
無垢材をじっくり見たい!選びたい!知りたい!という方におすすめしたいショップさんでした。

ショップ情報
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無垢材ショップSOLiD&そりっど建築部

〒956-0325 新潟市江南区花丿牧333-7
TEL.025-280-4343 FAX.025-280-4353

営業時間/10:00〜18:00(水曜定休)
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(スズキ)

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