←第1話イスタンブールへ
→第3話マラテヤへ
★
7月28日(月) 午後
イスタンブールから約2時間飛行機に乗り、私たちはシリアとの国境までわずか50kmというトルコの辺境マルディンに到着しました。
海風が吹くイスタンブールとは違い、内陸の乾燥した熱風が吹いています。
タクシーから見える景色は砂岩の黄土色一色。別の国に来た印象さえあります。
事実、このエリアはクルディスタンと呼ばれる、クルド人が多く住む地域。
クルド人はトルコ、シリア、イラクなどの複数の国にまたがって居住している民族です。
ただ、外国人の私たちから見るとトルコ人とクルド人の見分け方は難しく、また、どちらも日本人旅行者にとても親切で、ここマルディンでも現地の方々にとてもお世話になりました。
空港からの一本道をタクシーで走っていると、山の上に私たちが目指していたマルディンの旧市街が見えました。
荒野の中に浮かぶその姿はファンタジー映画の中の風景のようでもあります。
★
事前にネット予約していたホテル「Mardini Hotel」にチェックイン。
マルディンの旧市街の風景に溶け込む、石造りの伝統的な建築物がホテルになっています。
宿泊した部屋の入り口。
こちらが宿泊した部屋。
高いヴォールト天井の部屋です。
イスラム文化独特の装飾が随所にあしらわれ、大昔にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
ベルベット地のソファもなじんでいます。
黒電話。
アンティーク調の照明。
ニッチ(?)
絨毯はもちろんキリム。
部屋のカギ(合い鍵が簡単につくれそう…)。
そして、3階のテラスに上がると絶景が…!
50km先はシリアです。
ロビー。
ちなみにマルディンは山の山頂に要塞があり、そのすそ野の斜面にへばりつくように街が広がっています。路地が迷路のように張り巡らされ、歩いていると、「あの角の向こうはどんなふうになっているのだろう?」と、ワクワク感がとまらなくなります。
さらに魅力的なのは友好的なマルディンの人々です。道ですれ違えば多くの人が笑顔で挨拶をしてくれます。マルディンの旧市街を案内してくれたとても親切なクルド人の男性は、「マルディンの人は旅行者をもてなすのが好きなんだよ」と話していました。
日本が誇る「おもてなし」が市民レベルでできるマルディンの人々に感動しました。
いろいろ親切にしてくれた地元のお兄さんとその家族。
下町の少年。
★
ホテルからの夜景もきれいでした。
写真の左から窓が4つ並んでいるのが私たちの宿泊していた部屋。
★
7月29日(火)
朝起きてホテルのテラスから眺めた平原。
壁の上部に並ぶ小さな窓から部屋に朝日が入り込みます。
宿泊した部屋の外観。
外壁。
迷路のような街をあちこち歩き回りました。
★
ただいるだけでとても楽しいマルディンでしたが、
お昼前にはもう次の町へと出発をすることになりました。
ここからディヤルバクルという町を経て、マラテヤへと長距離バスで向かいます。
つづく
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7月28日(月) 午後
イスタンブールから約2時間飛行機に乗り、私たちはシリアとの国境までわずか50kmというトルコの辺境マルディンに到着しました。
海風が吹くイスタンブールとは違い、内陸の乾燥した熱風が吹いています。
タクシーから見える景色は砂岩の黄土色一色。別の国に来た印象さえあります。
事実、このエリアはクルディスタンと呼ばれる、クルド人が多く住む地域。
クルド人はトルコ、シリア、イラクなどの複数の国にまたがって居住している民族です。
空港からの一本道をタクシーで走っていると、山の上に私たちが目指していたマルディンの旧市街が見えました。
荒野の中に浮かぶその姿はファンタジー映画の中の風景のようでもあります。
事前にネット予約していたホテル「Mardini Hotel」にチェックイン。
マルディンの旧市街の風景に溶け込む、石造りの伝統的な建築物がホテルになっています。
宿泊した部屋の入り口。
こちらが宿泊した部屋。
高いヴォールト天井の部屋です。
イスラム文化独特の装飾が随所にあしらわれ、大昔にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
ベルベット地のソファもなじんでいます。
黒電話。
アンティーク調の照明。
ニッチ(?)
絨毯はもちろんキリム。
部屋のカギ(合い鍵が簡単につくれそう…)。
そして、3階のテラスに上がると絶景が…!
50km先はシリアです。
ロビー。
ちなみにマルディンは山の山頂に要塞があり、そのすそ野の斜面にへばりつくように街が広がっています。路地が迷路のように張り巡らされ、歩いていると、「あの角の向こうはどんなふうになっているのだろう?」と、ワクワク感がとまらなくなります。
さらに魅力的なのは友好的なマルディンの人々です。道ですれ違えば多くの人が笑顔で挨拶をしてくれます。マルディンの旧市街を案内してくれたとても親切なクルド人の男性は、「マルディンの人は旅行者をもてなすのが好きなんだよ」と話していました。
日本が誇る「おもてなし」が市民レベルでできるマルディンの人々に感動しました。
いろいろ親切にしてくれた地元のお兄さんとその家族。
下町の少年。
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ホテルからの夜景もきれいでした。
写真の左から窓が4つ並んでいるのが私たちの宿泊していた部屋。
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7月29日(火)
朝起きてホテルのテラスから眺めた平原。
壁の上部に並ぶ小さな窓から部屋に朝日が入り込みます。
宿泊した部屋の外観。
外壁。
迷路のような街をあちこち歩き回りました。
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ただいるだけでとても楽しいマルディンでしたが、
お昼前にはもう次の町へと出発をすることになりました。
ここからディヤルバクルという町を経て、マラテヤへと長距離バスで向かいます。
つづく
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