「坂井輪分団第2班! 小型ポンプ操法を開始します!」


編集の沢井です。

新潟市西区新通に家を構えて2年半が過ぎました。

お近くにお住まいの方はご存知かもしれませんが、新通には「プラッツ新通」
というニュータウンがあります。
が、私が家を建てた土地は、このニュータウンから小道を2本隔てた、昔ながらの
ネイティブ新通。
「新通」という地名の由来になっている通り沿いにあります。
“「新」しい「通」り”という名前とは裏腹に、昔ながらの住宅が小さな川の土手沿いに
立ち並ぶ、のどかな集落です。

いわゆるニュータウンより、こういう場所に住みたかった私ですが、同じように
お考えの方も(少数派かもしれませんが)いらっしゃると思います。

そして、そういうところには…



たいがい、地域の平和を守る「消防団」があります!
引っ越して間もないころ、寄り合いの宴席で誘われ、酔った勢いで、うっかり快諾。

…前置きが長くなったうえに、ここまで書いて「去年の今時期も、たしか似たような
こと書いたな」と思い出しましたが、もったいないので書き続けます。

で、先日、ポンプ操法を競う競技大会がありました。
新潟市西地区の消防団が集まる、年に一度の消防団の祭典です。

「ポンプ操法を競うって、何だ!?」。
大多数の方々と同様、そんなふうに思っていた私も、今では大会に「指揮者」という
重要そうなポジションで出場する選手の一人です。
読んで字の通り、「集まれ!」だの「放水開始!」だの、他に3人いる選手たちに
号令をかけて指揮を執り、最終的に筒先(水が出るとこ)を勇ましく構える、大役です。
大会のちょっと前から、朝練をして鍛えたうえで、本番に臨みます。




こんなマッチョたちが集い、朝練の成果を遺憾なく発揮します。
我が班の成績は、19チーム中14位。これでも思わずガッツポーズが出たほど
上出来です。




「非ニュータウンに入ると、こういうのが面倒くさそう」とお思いのあなた。
たしかに面倒くさいです。
が、おかげで近所の方にも良くしていただいて、入団したことを後悔したことは
ないんです。
自他共に認める面倒くさがりの私がそうなので、意外と皆さん、同じかもしれませんよ?

これから家を建てるみなさん、そこに消防団があったら…どうします?

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