◆気軽に登れる絶景マウンテン!吾妻連峰

編集部の鈴木です。

先週9月13日(土)に福島県の吾妻連峰に山登りにいってきました。
吾妻連峰は、西吾妻山(2,035m)をはじめ、東吾妻山(1,975m)、一切経山(1,949m)、ほかたくさんのピークが連なる山です。
山登りをしない人からするとちょっとハードルが高い標高に思えるかもしれませんが、実は弥彦山(634m)に登るよりも楽ちんなのです。

なぜなら車で行ける登山口がすでに標高が高いから。
今回は連峰の東側の登山口「浄土平」から登りました。
ちなみに浄土平の標高は1,580m。そこからもっとも近いピークである一切経山までのコースタイムは約1時間20分、標高差は369mです。

金曜の夜、帰宅してリュックに荷物をつめて車で出発。
深夜に浄土平駐車場に到着してそのまま車中泊。
そして朝5時に登山をスタートしました。

ちょうど一切経山の稜線に上がった頃に、太陽も上がってきました。
福島市がある盆地や、さらにずっと向こうに朝日を反射させて輝く太平洋まで見えます。



一切経山山頂に到着。火山性の山のごつごつした風景が非日常感を感じさせてくれます。


そこから北側の斜面を見下ろすと、その下には「魔女の瞳」の呼称を持つ五色沼が見下ろせます。


ちなみにハイキングで訪れる多くの人は、この一切経山で折り返しますが、今回はそこから五色沼へと下っていきました。

五色沼湖畔の景色。
朝6時30分。ここでコーヒーとワッフルの簡単な朝食をとりました。





その後、その先のピーク家形山(1,877m)に到着。
先ほどいた五色沼湖畔と一切経山を眺めます。


ここから、自分と同様に一人で来ていた福島市在住のおじさんと、兵庫県から来たというおじさんと3人で次のピーク「兵子」まで歩き、その後一人でさらに奥のピーク烏帽子山(1,879m)まで歩きました。

これが烏帽子山からの眺め。「谷地平」という吾妻連峰に囲まれた隠された湿原を眺めます。
住宅にたとえるなら、コートハウスの中庭のような場所。
去年ここを訪れましたが、風がなく、とても静かで別世界にきたようでした。
谷地平の記事はこちら


ここからさらに山形側へと縦走することもできますが、
車で帰らなければならないため、雄大な景色を満喫して再び来た道を折り返しました。

以上、気軽に行ける絶景マウンテンでした。
涼しくなる9月~10月は快適な山登りのシーズン!
これから山登りを始めようという方は、ぜひいきなり吾妻連峰を目指して欲しいと思います。
そして、できれば空気が澄んでいて人も少ない早朝がオススメです。

(鈴木)

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