住宅見学レポート「庭と一体になる家」

こんにちは!編集部のスズキです。
アウトドアが趣味で、自然がある場所が好きです。

そんな私ですが、「リビングにいながら、庭でリラックスしてるような時間が過ごせる家」ができたらしいと聞き、遊びに行ってきました。
新潟市西区五十嵐二の町のコチラの住宅です!
(4月26日(土)~5月11日(日)までオープンハウスをされるそうですよ!詳細は最後に。)



庭に面して広いデッキが張り出しています!
そこにカリモクのソファを置いて、カフェテラスのように過ごせるんですね。
僕が到着したときは、職人さんがここで気持ちよさそうに昼寝をされていました。

逆にリビング側から庭を見るとこんな感じです。


庭を左にリビングを見るとこんな感じですね。
室内も杉の床と漆喰に包まれているので、家のなかにいても豊かな自然を感じられます。


ちなみに上部は吹き抜け。


右には薪ストーブです。


そして、奥のキッチンは、杉板を張ったオリジナルです。


リビングの逆サイドはこちら。


テレビの後ろの板をよく見ると、なんと5種類もの無垢材を組み合わせてパターン柄のようにしています。


この住宅のオーナーであり、設計士でもある古俣忠孝さんに、家をつくることについて伺うと
「既製品はなるべく使わず、それぞれの家族が住みやすいように造り込むことを重視しています。また、自然素材を使いながらも、気密断熱性能などの基本性能はしっかりフォローしていきます。デザインは極力シンプルに。外観は控えめにして、むしろ街並みとの調和を大切にしたいですね」
と、まさに古俣さんの家づくりの考え方がこの住宅に凝縮している印象でした。

キッチンの横から奥へ進んだところには洗面室。
床材はアオモリヒバ。壁紙は和紙。


ディテールにもこだわりが感じられます。


その隣には浴室。サワラの板を壁に使っています。


和室には古材の板を天井に使い、柱には樹皮を残した天然木。
土壁は安田瓦で使用されるものと同じ土を使っています。




将来子ども部屋として使う予定の2階の個室は白く塗り、
天井にはガラス職人さんの手仕事による照明が下がっています。


トイレの手洗いボウルも既製品ではなく、味わいのある陶器を採用。


木材の加工は大工さんの手刻みで行うという徹底も。


と、全体を見ても細部を見ても、 一貫した家づくりやライフスタイルへの独自の姿勢が感じられました。

ちなみに設計士の古俣さんは、丸正建設の四代目として、住宅会社勤務を経て昨年家業に戻られたそうです。
この家は新しくなった「丸正建設」ブランドの住宅第一号になるそうですが、今後の展開が楽しみですね!


庭の緑もオープンハウスが始まる頃には、鮮やかさを増してそうです!

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◆オープンハウス情報
日時:2014年4月26日(土)~5月11日(日) 10:00~17:00
※5月1日(木)・2日(金)、7日(水)・8日(木)は休み

場所:新潟市西区五十嵐二の町9049-2 (有)丸正建設敷地内
問い合わせ:025-262-2668 (有)丸正建設 担当:古俣忠孝(こまた よしたか)

※オープンハウス終了後も、事前予約制で見学できます。
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(スズキ)

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