編集部の沢井です。
先日、トクモト建築設計室の徳本さんが自邸を新築したとお聞きして、内覧会にお邪魔してきました。
さすが徳本さん!という面白いお宅で、マス目状に4×3、計12のグリッドで分けられた個々の空間に、個室やキッチン、ダイニング、水まわりなどが配置された、独特の平面プランです。
その中央を(グリッドの4マス分を使って)貫くのが、畳張りの道場のような広間↓。
言うまでもなく徳本邸の中心ですが、いわゆる“リビング”といった存在とは一線を画す、独特の存在です。
全てのマスに隣接していて、なおかつ部屋としての“中心”が特に設けられていないので、非常に自由な空間だと思いました。
写真の中央に据えられている座卓も、2枚の配置次第でいかようにも形を変えられます。
用途やシーンによって、どんな使い方もできそうな、楽しい場所です。
ダイニングには大きな開口。
朝食の時間が、気持ちよさそう。
グリッドの1つに割り当てられた浴室。
ハシゴの上は、大容量のロフトに繋がります。
「道場」に沿って、それぞれの生活の空間が連なっています。
玄関には1マス分の土間空間。
1階はRCのピロティ、2階部分の外壁はタイル張り。
徳本さん、ありがとうございました。
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