錫(すず)製品の能作に行ってきました!

こんにちは!約2年ぶりの投稿になります!
ハウジングこまち編集部の鈴木です。

9月の3連休に富山県の高岡市に家族で遊びに行ってきました。
そこで、最初に訪れたのが錫(すず)製品で知られる能作の新本社です。
能作は江戸時代より鋳物の町として栄えた高岡市に本社を置く鋳物製品のメーカー。1916年の創業時は鋳造技術を使った仏具製造をしていましたが、時代の変化に合わせて、現在はインテリア雑貨やテーブルウエアなどの製造販売も行っています。
↑本社エントランスホールには鋳物の「型」がディスプレーされている。


こちらは今年2017年の春に高岡市郊外のオフィスパークという企業団地に新しくオープンしたそうです。
本社と言っても、ショールーム、カフェ、ショップ、鋳物体験工房が併設されているので、一般客が普通にふらりと遊びに行ける場所になっています。
事前予約すると工場見学もできますよ。

ショップはさすが本拠地だけあって、錫製品の品ぞろえがものすごいです。デザインのセンスも素晴らしく、今の時代のニーズにあった製品を展開していらっしゃいます。
自分用に欲しいものも、いつか誰かにプレゼントしたいものも見つかりました。
覚えておいて、時期が来たら能作直営の楽天ショップで購入しようと思いました。

そして、地元のマダムやファミリーの隠れた人気スポットになっているのがここのカフェ。
ランチセットは税込1,500円なのですが、何がすごいかと言うと、能作の錫の食器に料理が盛られてくること

錫のプレートにサラダが盛られ、金箔仕上げの錫のボウルにそうめんが盛られ、おにぎりもちょうどいいサイズのトレイに盛られてくる。ごまとシーザーの2種類のドレッシングは小さな片口に入っており、ピクルスはぐい吞みに入っている。
熱伝導率が高い錫なので、そうめんの器は手に持つとヒンヤリとその冷たさが伝わってきます。

もちろんお冷やを飲むカップも錫。氷水を入れるとずっと持っていられないくらいに冷たい。それこそが錫製品の特徴であり、強い力を加えると曲がってしまう柔らかさも独特の親近感を感じさせてくれます。
その柔らかな感触は触れただけでも、他の金属との違いを一瞬にして感じさせます。



実は、今年の父の日に、父に能作の酒器セットをプレゼントしたのですが、お盆に帰省した際に自分でも使ってみてすっかり魅了されてしまったのでした。
↑能作の片口とおちょこで一献。鈴木の山形の実家にて。


ちなみに新潟での話ですが、先日新潟駅前の素敵な飲食店 「橙 Dai-Dai」 さんで、佐渡出身の弊社システムエンジニアの本間先輩が北雪YK35を頼んだら、お店の方が能作の片口とぐい吞みを出してくださいました。さりげなく能作の器を出すおもてなし力、さすがです…。

美味しいお酒がより特別なものに感じられる素敵な体験でした。

あまり普段の生活でなじみがない錫の器ですが、使ってみるととてもユニークで特別な体験が得られます。富山県へ旅行に行く際には能作本社を訪れてみてはいかがでしょうか?
また、橙(Dai-Dai)の美味しい料理と共に能作の器で頂く日本酒もオススメです。

能作公式HP
橙(Dai-Dai)

(ハウジングこまち編集部 鈴木亮平)

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