栃尾といえば、星長

編集長の沢井です。
現在、われわれ編集部は3月に創刊予定の「リフォームこまち」の取材にてんてこまいです。

あれ? 「リフォームこまち」3月創刊って、このブログで告知しましたっけ??

創刊します!(笑)

3月25日発売です!(たぶん…)



この日は、工場だった建物をリノベートした住まいの取材(@栃尾)。
手掛けたのはオーガニックスタジオ新潟さんです。
中央に見える長~い板は、全長4.5mのダイニングテーブル。

写真からそのスケール感をつかんでいただけるでしょうか。

ダイニングテーブルの長さは、大きめの物でも1.8mほどが普通。
わが家も2.5mほどの特大サイズにしたのですが、このお宅の4.5mは、ちょっと普通ではありません。
少なくとも私は、ここまで長い物を見たことがありませんでした。

ダイニングテーブルが長いと、色々と便利です。
できることの幅が広がって、ダイニングを超えた存在になります。
私も妻も、家に居る時間の多くをダイニングで過ごします。

リビングを広くするより、ダイニングにスペースを割く。
これをオススメするのは、決して私が食いしん坊だから、という理由だけではないんですよ。


吹き抜けから土間を見下ろす。
写真中央を横切る梁は、施主さんと住宅会社の社長さんが竣工後にバーナーで炙ったのだとか。
「新築早々、火事になるんじゃないかとハラハラした」のは、奥さんだけではなかったはずですw

その甲斐あって、いい炙り加減で雰囲気出ていました。

薪ストーブの横に立て掛けられたはしごは、古い物好きのご主人が、建て壊し寸前の古民家から譲り受けた物だそう。
素晴らしいフォルムです。
もう一度、言わせてください。素晴らしい、フォルムです。

わが家には、“階段もはしごもなくて登れないロフト”があるのですが、こういうはしごに巡り会えたらもらおう買おう、と思っていて、まだ巡り会っていません。
念のため、「登れずのロフト」のエピソードをご主人に話して、暗に「ください」って伝えてみたのですが、ダメでした。(当たり前)
ご主人が2本目を手に入れたころに再訪して、もう一度そのエピソードを披露してみようと思います。
きっとそのころには「ロフトに登れないがために溢れかえる荷物」とか、「ロフトにムリヤリ登って下りられなくなった幼い兄妹」の悲しいエピソードなどが加えられているので、たぶん大丈夫だと思います。


「家は体を表す」と言いますが(言わない)、家から想像していた通りの、おおらかで、素敵なご家族でした。

立ち会ってくれた住宅会社スタッフさんたちのおかげで、取材もスムーズに運び、大収穫の栃尾取材。
帰り道に、おぼろ豆腐が絶品の「星長」を見失わなければ、完璧でした。

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