2014年10月15日水曜日

◆こだわり派におすすめしたい、欧州製フローリング

編集部の鈴木です。

先週、新潟で住宅や店舗用の家具・資材を扱う、道材株式会社さんのショールームにおじゃましてきました。
今回の目的は「フローリング」です。

道材さんが扱うさまざまな資材の中でも、新潟県ではここでしか取り扱っていない欧州製の珍しいフローリングを見せて頂きました。

こちらです!

イタリア製の高級フローリング「コレマ タイプ(COLEMA TYPE)」シリーズ。
幅155mm&200mmの幅広タイプのフローリングで、木目の美しさと、独特のカラーバリエーションに特徴があります。

浮造り加工を施して木目を際立たせた表面には、黒やブラウンのほかに、ゴールドやシルバーなどの着色が施されたものもあります。

中央がゴールド、奥がシルバー。

「このフローリングはとても高い精度で塗装されていて、イタリアの高い技術で実現されているんですよ」と話すのは、海外の建築資材の輸入販売を手掛けるAD WORLD(エーディーワールド、東京都港区)の営業担当の阿部大樹さん。

ちなみにこのフローリングは厚さ4mmの無垢材2枚で合板を挟んだ複合フローリング。100%無垢材と異なり、乾燥による狂いが少ないというのも特長です。
「無垢が4mmもの厚さがあるので、傷んできたら表面を削って塗装をし直すこともできます。日本ではまだ浸透していませんが、ヨーロッパではフローリングを定期的に削って長く使うことが一般的なんですよ」(阿部さん)。


次に見せて頂いたのは、「コレマ エリート(COLEMA ELITE)」シリーズ。
コレマタイプと同様の幅広タイプですが、こちらは、表面を切削して、ビンテージ加工を施した製品です。ラフでワイルドな雰囲気になり、家具も映えそうです。


その次は、こちらのフィンランド製のフローリング「ノルド(NORDO)」シリーズ。
グレーがかったくすんだ色味が特徴のフローリングです。
このシリーズの中でも、大きな節や割れをパテ処理をして仕上げた「Vintageグレード」は価格が安い上に、独特の表情が表れています。

色の濃い部分がパテ処理をされた箇所です。

再び、コレマシリーズに戻ります。
こちらは長さ540mmのスモールタイプを組み合わせたもの。
鰯の骨を意味するヘリンボーン貼りや、チェック柄のようになるパーケット貼りなど、さまざまなデザイン貼りに対応します。
「こちらは面取りをしていない製品なので、継ぎ目がほとんど目立たないデザインの床がつくれるんですよ。面取りは、床材の継ぎ目を丸くカットすることで衣類などの引っかかりを防ぐためにあります。面取りをしないというのは、木材加工の精度に自信があることの表れでもあるんですよ」(阿部さん)。



日本にも優れた建築資材は数多くありますが、欧州のフローリングに対しての意識の高さは、長い歴史に裏打ちされたもの。
内装の中でも、床は広い面積をとる上に、直接足で触れる場所です。
暮らしに大きな影響与える床だからこそ、幅広い商品の中から長く使っていきたいと思える材料を選びたいですね。

こちらで紹介した床材についての詳細は、「AD WORLD(エーディーワールド)」のHPをご覧ください。
また、新潟県で唯一「AD WORLD(エーディーワールド)」の商品を取り扱いをしている「道材(どうざい)」のショールーム(新潟市西区山田)で、実際に見ることができますよ!!
(鈴木)

AD WORLD(エーディーワールド販売株式会社)
東京ショールーム
〒105-0003 東京都港区西新橋 3-23-6
TEL 03-5405-1125 FAX 03-5405-1126

道材株式会社
本社・ショールーム
〒950-1101 新潟県新潟市西区山田493-1
TEL 025-370-1771 FAX 025-370-1777

2014年10月3日金曜日

庭ができてきました。

編集部の藤原です。

以前にもここで書きましたが、
わが家では今年、敷地内にあった築50年以上の蔵を解体。
その跡地に、父が庭造りを始めていました。

しばらくそのことを忘れていたんですが、
久々にのぞいてみてビックリしたので…ご報告します。
ご覧ください。

【Before】


【After】

す、すご~い(*^_^*)
いつの間に~~!w

雑草がいい感じに茂ってきて、
なんとなく庭らしい感じにw

正面から。
父が一つ一つ運んだ石がいい感じです。

これからまたツツジが増えるとのこと。
ちょいちょいこのブログで勝手にレポートしようと思います^^

2014年10月1日水曜日

◆築140年の古民家リノベーション

編集部の鈴木です。

広い目で住宅について考えるときに、既にある大量の住宅ストックをどのように活用していくか?というのは、今後ますます重要になる社会的な課題の一つです。

しかし、なかなか中古住宅はクセがあるものが多く、生活者側も住宅会社側も躊躇してしまうケースが多いというのも事実。
まだまだリノベーションという考え方も、新潟では発展途上です。

しかし、今日見せて頂いたリノベーション住宅は、まさに中古住宅のクセを全面に受け止めて、そのユニークさを最大限に活用し素敵な空間に変えていました。

こちらです!


西蒲区の海辺にほど近い集落の一軒家ですが、なんと築140年の建物です。
約50坪の平屋で、日当たり良好、通風最高!
古い日本家屋の良さがしっかり備わっています。

庭が広々としているので、窓やカーテンを開け放っていても、全然気にならなそうです。
新潟市中心部から車でわずか30分で行ける所にこのような場所があることが、新潟で暮らすことの大きな魅力かもしれませんね。

内部も少し写真を撮らせて頂きました。
元々は畳敷きの続き間だったところですが、建具を取り払い、部屋を繋げ、縁側だったところも一体としています。
そのため、非常に明るいです。風の通りも抜群ですね。


かつての縁側部分。





リビングからダイニングを眺める。


ダイニングからリビングを眺める。


こちらの棚は2×12材で組み立てて着色した物だそうです。かっこいいですね!

畳敷きだった床は無垢フローリングに張り替え、壁は白いペンキを塗った板張りに。
この板を造作のキッチンにも使うことで、コストを抑えながら大きめのキッチンを実現しているそうです。

コストを抑えているのに安っぽく見えない。
それどころか、すごくリラックスできる心地いい空間が実現されています。
傷だらけの柱もまたいい雰囲気を醸し出しています。




ダイニングからキッチンを眺める。
北側に大きめの開口部があるので、気持ちのいい風が抜けています。
奥に見える緑はお向かいのお宅の庭の緑。





キッチン内部も広々。背後のカウンターも造作です。

ただ、古い家が持つデメリットもあります。それは気密断熱性能の低さ。
これは冬の寒さが厳しい新潟では致命的です。

しかし、この家は床下から壁まで徹底的に断熱改修が施されていますので、
夏は涼しく、そして冬は暖かく過ごせることでしょう。


こちらは玄関。なんと扉は回転式なのです。

古い住宅のクセを生かすことで、魅力的な新しいライフスタイルが生まれる。
空き家に新しく人が住むことで、集落に活気がもたらされる。
まさにこちらのリノベーション住宅は、増え続ける空き家問題を解決する魅力的なモデルケースと言えそうです!

ちなみにこちらの住宅リノベーションを手がけられたのは、アサヒアレックス新潟さん。

下記のブログでこの建物の改修過程も詳しくご覧頂けます。

アサヒアレックス新潟 石田伸一さんのブログ

(鈴木)

5年たっても美しい家【住み手の美意識】

編集部の沢井です。
建築家の小松康之さん(小松設計)からお誘いいただいて、竣工ホヤホヤのお宅を見てきました。
前夜には小松さん+カメラマンさん数名とお酒もご一緒させていただき、朝方近くまで古町に…w

そんなこんなで翌日の昼にようやく目覚めて、寝ぼけまなこで現場へ。
で、寝ぼけてカメラを忘れるという…(汗 
寝ぼけなくても忘れたりするので、酒のせいじゃないですね。酒は悪くないw

前夜も一緒だったカメラマンMさん(情報収集のため同席されていました)が、そんな私を憐れんで「メモ代わりにパシャパシャ撮るスナップでよければ、貸してあげるよ(笑)」と言ってくださいました。感謝!!!

そんな私のうっかりエピソードは置いといて、Mさんスナップによる外観。ポーチのコンクリートと木の雰囲気がイイですね♪ あと、写真がいいですね。(あたりまえw)

中は…ちょっぴりアジアン・テイストの落ち着いたムード。
施主さんご希望のテイストですが、コテコテのアジアンリゾート風にはせず、並べる家具によって変化できる余地を残した、アジアンとニュートラルのギリギリのライン。


キッチンの上を斜めに走る天井の上部は…

↓こんな楽しい階段状になっています。小松さん曰く「スペースとして使える階段」。

浴室が雰囲気満点でした。あえてのチラ見せw





実は今回見せていただいた建物の隣には、5年ほど前に小松さんが設計した住まいがあります。

5年前の内覧会の際に見せていただきましたが、ご家族のご厚意でもう一度、見せていただけることに。

玄関ホール。うん、やはり写真がいいです。(あたりまえw)

まず驚いたのは、5年前と変わらぬキレイさ!
急にお邪魔させてもらえることになったのですが、このまんま撮影を始められるくらい整理整頓がパーフェクト…! このあたりは、住まい手の美意識の高さですねぇ。


 隣家の緑を取り込んだバスルーム。ふわぁぁ。美しやぁ…。
入るだけで美容効果がありそうですw
かすかにBGMが流れていてうっとりしましたが、よく聴くと便器から流れていました。高性能w


こちらも隣家の緑を借景にしたリビング(3階)。
3階ともなると周囲の視線が気にならないので、ご覧の通り窓にカーテンはありません…!
わりと賑やかな立地ですが、この3階リビングは木の葉の揺らぎが心地よい静寂の空間でした。
それと、何度も言いますが、写真がいいですw


真っ白いキッチンに紅一点のポール・へニングセン。
一つ色が入ることで、かえって白が際立ちます。

何より5年間、ここまで上手に生活感を感じさせない暮らし方に脱帽でした。


急な訪問にお応えいただいた施主様、小松さん、そしてMさん! ありがとうございました…!